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皆さんこんにちは!
株式会社打田設備、更新担当の中西です。
学校やオフィスは、在室人数の変動が大きい代表例。会議の開始直後や休み時間明けなど、一気にCO₂が上がって集中力低下や眠気を招きます。本章では、CO₂センサー×デマンド制御換気(DCV)を軸に、会議室・教室・オープンオフィスの設計・改修・運用のコツをまとめます。
1. まずは“見える化”から:CO₂ダッシュボード
• センサー設置:呼吸域1.0〜1.2m、直吹きや窓際を避ける。代表地点と最悪地点の2点設置が理想。
• 目標値:800ppm前後を平常運転の目安、1000ppmをアラーム。色でわかるサイネージは行動を変える。
• 換気シーン:授業開始、会議、昼休み後、終業掃除など“山”を特定し、スケジュール運転+DCVで先回り制御。
2. 会議室—短時間に濃くなる空間の攻略
• 初動ブースト:入室検知で5〜10分の一時増風。会議が始まる前にCO₂の“立上り”を潰す。
• 吹出口:ドラフト回避のため大判・多孔に。テーブル直撃は避ける。
• VAVと在室:在室/予約連動で無人時は最小風量に。ダンパ最低開度は1.5m/s相当を下回らない設定に。
3. 教室—窓開けと機械換気のベストミックス
• 窓開けは+α:外気条件の良い時は交互窓開けで横断流を作る。機械換気は常時弱運転で底上げ。
• 席配置:後列が“デッドゾーン”になりがち。天井拡散×床回収の流れを意識してレイアウト。
• 騒音対策:NC-35を目安。サイレンサと低風速設計で先生の声を邪魔しない。
4. オープンオフィス—パーティションと気流のせめぎ合い
• 低い仕切りはコアンダに乗るが、高い仕切りはデッドゾーンを作る。上端と天井の距離を確保。
• 局所換気(タスク空調)と背景換気の二層運用で、個人差と省エネを両立。
5. レトロフィット(既存建物の改善)
• 外気導入の増強:窓用サプライファンやパッケージ空調への外気キットで段階的に改善。
• CO₂連動:既設のロスナイ/ERVに後付けセンサーで回転数制御。
• 簡易指標:CO₂が1500ppm超なら即対策。吹出口数+サイズを見直すだけで劇的改善することも。
6. 季節運用と省エネ
• 梅雨:除湿と換気の両立。熱回収+バイパスで外気の湿気をコントロール。
• 猛暑:エコノマイザ条件を見極め、外気で冷やせる時は積極活用。
• 厳冬:全熱交換+弱連続で乾燥しすぎない快適帯を維持。❄️
7. よくある課題と対策
• 「風は出てるのに眠い」→ 外気比率が足りない。外気ダンパ開度とCO₂制御を見直し。
• 「音が大きい」→ 末端の風速を落とし、大判吹出口に交換。
• 「席でムラがある」→ 天井拡散→壁吸込の流れを崩さず、家具レイアウトを調整。
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まとめ
学校・オフィスはCO₂の“先回り”が勝負。見える化+DCV+静音設計で、集中力と会話が弾む空気をつくりましょう。次回は熱回収換気と省エネ。湿気も熱も“もったいない”を取り戻します。
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