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皆さんこんにちは!
株式会社打田設備、更新担当の中西です。
シリーズ7「ダクト清掃の具体的な方法と注意点」に続く、シリーズ8は、**「ダクトトラブル事例と即効対策ガイド」**をお届けします。実際に現場で起きやすいトラブルをピックアップし、原因とその場でできる応急対応、根本解決のポイントを解説します♪
目次
事例:いつも通り運転していたのに、急に室内の風が弱くなった。
主な原因:ダクト内部のホコリ詰まり、フィルター目詰まり、ダクトの部分破損
フィルター清掃
まずは換気口やフィルターを外し、目詰まりを取り除く。
点検口からの目視確認
点検口を開けて、内部の大きな塊をロングブラシで掻き出す。
定期清掃スケジュールの見直し(頻度アップ)
ダクト内に防塵ネットを追加設置
事例:運転中にガタガタ、ゴーッという異音が発生。振動も強い。
主な原因:ダクトの接合部の緩み、ファン不均衡、支持金具の緩み
接合部の増し締め
緩んでいるフランジや吊り金具を手持ちの工具で締め直す。
ファン点検
ファンカバーを開けて、羽根の汚れや偏りをチェック。
エアリークテストで全接合部を検査・再シーリング
振動吸収ゴムや防振吊り具への交換
事例:室内にカビ臭や油臭が漂い、不快感がある。
主な原因:湿気によるカビ繁殖、飲食店ダクトの油汚れ蓄積
消臭洗浄
抗菌・消臭効果のある洗浄剤を噴霧し、ブラシでこすり落とす。
内部乾燥
清掃後、強制送風でしっかり乾燥させる。
定期的な防カビコーティングの実施
ダクト内湿度管理の強化(ドライユニット設置)
事例:エアコンをかけても室温が上がらず、電気代だけが増える。
主な原因:ダクトのひび割れ、接合部シール不良
エアリーク箇所の目視・触診
手をかざして風を感じる場所を特定。
簡易シール材で補修
市販のダクト用シーラントで応急的に穴を埋める。
全ダクトのエアリークテスト実施
破損部のパネル交換または全面再シール
風量低下→フィルター&内部詰まりをクリア
異音振動→接合部増し締め+ファン点検
悪臭→消臭洗浄+内部乾燥
空気漏れ→応急シーリング+テストで根本補修
株式会社打田設備では、ダクトトラブルの緊急対応から恒久対策まで一貫サポート。お困りの際はぜひご相談ください!
次回のシリーズ9もお楽しみに!